バンコクからチェンマイに行くには、色々な交通手段があります。
タイの第1と第2の都市を結ぶのですから、一番早いのは飛行機で70分で行ける。
それも「AIR ASIA」で料金確認したら、往復で4千円ぐらいのチケットもあります。
あとバスだったら時間は、10時間かかるが片道2千円ぐらいのもある。
ターミナルと街の中心までの移動を考えたら、バスが一番やすいでしょう。
しかし・・・、自分の旅の移動手段のコンセプトは、出来る限り自分の足を使う事とそこに鉄道が走っていればたとえ遠周りになろうと、時間が余計にかかろうと鉄道を使う事です。
ということで、チェンマイまでは列車を利用、それも今日本では定期列車では走っていない寝台列車に乗車。
ファランボーン駅が2021年には、ここを発着する列車がなくなるとの事。
バンコクのメインターミナル駅はこの先の「バンスー駅」になるようです。
少し早めに駅に着いたので、丁度1本前のチェンマイ行きの新しい車両の寝台列車を見送り。
当初はこの列車に乗車しようと思ったが、料金が少し高かったので従来の旧型車両の切符を買ったので、時間がまだあったので例によって色々な列車が停まっているので見学。
ファランボーン駅はいつ来ても全く飽きがこない。
特に夜の19時前後は、各方面に行く夜行列車が多い時間帯。
バンコク ファランボーン駅19時35分発、チェンマイ着8時40分。
2等寝台、下段841バーツ、上段771バーツ 日本円で2,680円~2,920円
この70バーツの差ですが、結構違います。
上段は窓がないので、外の様子が分かりません。
夜なので景色を見る事が出来ないじゃないかと言われそうですが、夜でも下段でしたらどの駅に停車しているのかが分かりますし、早朝からの景色を楽しむ事が出来ます。
特にチェンマイへの北線は、早朝から丁度山岳地帯を通るので車窓を楽しむ事が出来る。
なので寝台車の場合、空いていれば下段をお勧めします。
出発して暫くすると、係が来てベットメイクが始まります。
手慣れた作業で、座席だったシートがあっという間にベットに、幅、長さもありシーツも綺麗で清潔。
ゆっくりできますし、いつの間にか寝てしまったので7時間は充分に寝たのではないかと。
食事は、せっかくなので食堂車に行ってみてみたいと思ったが、オレンジ色の上着とエプロンをしたおばちゃんが夕食と朝食のお弁当の注文を言葉たくみに、愛嬌良く受注していたのでついつい。
味は今一つだったが、朝食もベットの上で食べられるので良しとします。
ほぼ定刻の8時40分にチェンマイに到着、列車の本数はバンコク ファランボーン駅と比べても極端に少なく、上下線6本づつしかないのでチェンマイ駅は思ったよりこじんまりとしています。
丁度、寝台列車「SPECIAL EXPRESS NO.13」が到着した後の10分後に、昼間10時間30分かけてバンコクまで走っている「スプリンター(特急気動車)」が丁度出発する処でした。
この列車に帰りはバンコクまで乗りました。
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